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先日の屋根根岩2峰セレクション(小川山)では、クラックに予想以上に梃子摺ったので、城ヶ崎へトレーニングへ行きました。 |
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城ヶ崎と言っても、初心者ゲレンデのフナムシロック(富戸)、特に北面の岩場は入門者向けばかりですが、未だにトップロープのみ。今回はウォームアップ向けの『鬼ごろし(5.7)』を何とかリードすることが目標。それで、トップロープの時もカムをセットしながら登りました。 |
このルートは、@小ハングを越えてレッジに立つまでと、Aレッジから急なスラブ状に立つ一歩が、ちょっと難しい感じ。レッジ直下はカムが利きづらい上、レッジのすぐ上も奥が開き気味のクラック。ここにmonchanがセットしたカムが抜けなくなってしまいました(フレンズ#2)。既に回収不能のカムが残置されていたので、「回収できるか確認してからセットするように」と念を押しておいたのに・・・・。 |
ナッツキーを使ってもダメで結局このカムは残置となってしまいました。10年以上前に買ったものですが、あまり使っていなかったし、今のキャメロットの1.5倍もしたので悔しーい。 |
という訳で、予めカムをセットしてから(回収可能性のチェック)、リードすることにしました。因みに、クラックルートの場合、カムを予めセットした状態での完登スタイルも一応あり、ピンクポイント(PP)というようです。勿論、セットしながらの完登スタイルであるレッドポイント(RP)より劣るのは言うまでもありません。 |
@の方は、ジャミングとステミングの組合せの数歩の後、甘めのガバを右手で取ってレッジへ上がるまでが核心。ここは、バッチリ利いた残置カムからスリングを伸ばして支点を取ったお蔭で、安心して登ることが出来ました。(但し、RP狙いなら使えない手)。 |
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他方Aは、ハンドジャムでレッジ横のスラブへ立ち、上のガバを取るまでが核心。ジャミングが決まり、次のガバもスムーズに取れたので、こちらも何とかクリア出来ました。 |
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次は前回も上手く登れなかった『純(5.8★)』。やはり、中間部の薄被り(核心)を中々越えられず、こちらは、まだリードなど無理。 |
ここは、被り気味の逆さY字クラックの所が、ジャミングが上手く決まらず、レイバックからの移行が上手くいきません。ジャミンググローブとクラックのサイズが微妙に合わないのが一因のようなので、次回は、テーピングして挑戦しようと思います。 |
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