山行メモ2014年 
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このページは山行記録を残さなかった練習山行(フリークライミング・アイゼントレーニング等)やハイキングの覚書きです。特に練習山行については、中高年・万年初心者のぼやきで、内容はかなりいい加減ですので参考になりません。
ちなみに、フリークライミングは、私たちの場合、バリエーション入門初心者ルートへ行くために身に着けるべき最もベーシックな技術として捉えており、狭義のスポートクライミングという意識はありません。
フリークライミングの記号・略号(表示上のマイルール)について一覧表
 一応フリークライミングのルールに準拠していますが、なかなか完登(リード・ノーテンションで登りきる→○で表示)できないので(苦笑)、モチベーション維持・次回自分で参考にするため、その中間段階や失敗の記録も残すことにしました。
 例えば、完登でなくとも、テンション(フォール含む)ありで登りきった場合は△(例△1ten(3pin):テンション1回(3本目のボルト)で登りきった))、
終了点まで到達できなかった場合や終了点に到達してもA0の場合(ボルトを踏んだりヌンチャクを掴んだりして登る)×と表示します(例×A0(3pin):3本目のボルトでA0あり))。

 なお、完登スタイルについては、以下のように表示することにします。
オンサイト→○OS;当該ルートの初トライ、かつ、初見(他の人の登り方を見る等ムーブやホールドの位置等グレード         ・ボルト数以外の情報を予め入手していない状態)での完登
フラッシュ→○FL;当該ルートの初トライでの完登(「初見」条件なし)
レッドポイント→○RP;当該ルート2回目以降のトライでの完登

 また、トップロープは、そもそも登ったことにはならないのですが(ノーテンションで登りきってもトップロープでは「完登」とは言わない)、それでは身も蓋もないので、これも一応、登攀の成否で次のように分けて表示します。
例えばトップロープ(TR)・ノーテンションで登りきった場合(TR○)、トップロープ・テンションあり(フォール含む)で登りきった場合(TR△)、TRでも、登れなかったりA0となった場合(TR×)。
小川山廻り目平(奥秩父/11月上旬)幕営2泊3日
その1 その2
文化の日の3連休は、巷の休みより1日前にスライドして、針ノ木峠越え〜ザラ峠越えを通して歩くつもりでしたが、逆に1日後ろにずらす日程しか確保できず、当該計画は断念(∵平の渡しは10月いっぱいで終了)。代わりに、手軽な小川山フリークライミングへ出かけることにしました。
ただ、上高地より標高の高い廻り目平は(1580m)、11月になると氷点下になることも珍しくなく、フリークライミングを楽しむにはちょいと寒いのが難点。また、以前なら閑散期だったのに、最近のクライミングブームで、3連休となると岩場の混雑が心配だし、1日後にずらしたので、テン場の確保も気がかりでした。
ところが、連休中に相次いで2つの前線通過、予報が芳しくなかったせいか、テン場は、3連休にしてはガラガラ。やはり、土曜は雨が降ったようで、日曜も岩場は湿っぽく、テント設営後、午後から出かけました。
初日は思ったほど寒くはなかったものの、八幡沢左岸スラブは、やはり、3パーティー10人以上の人が取付いていました。懸案の「ブラックアンドホワイト」は中々空きそうになく、この岩場ではウォームアップルートとされている「トムといっしょ」に取付きます。それぞれ、Aライン(5.10a)Bライン(5.10b)を合計3本ずつ登りました。諦めて上の岩場へ移動しようと思っていると、漸く「ジャーマンスープレックス(5.10c)」が空きました。
トップロープをセットし、それぞれ1本ずつ練習、久々だったこともあり(?)、kniferidgeは、核心部は張りっぱなし。もう1本登ろうと思ったら、小雨が降り始めるし、薄暗くなってきたので、引き揚げることにしました。
 トムといっしょ(5.10a/5.10b)
 左画像:Bライン5.10b/右画像:Aライン5.10a
 
 ジャーマン・スープレックス(5.10c)
 トップロープで練習中のmonchan。右画像は核心部
 
 
2日目は晴れ。7時で気温は3℃、前日同時刻より6℃下がっていました。この日は、屋根岩2峰の「セレクション」を予定していましたが、混むだろうし、風が強いとの予報で翌日に延期。すると、気が緩んで、気温が上がってからと出遅れてしまいました。これでは、八幡沢左岸スラブも混みそうなので、『100岩場』にも載っていない、新しい岩場「安・近・短岩」へ出かけることにしました。
「安・近・短岩」は、八幡沢周辺エリアのうち、八幡沢左岸スラブとガマスラブの中間にある岩場で、ほとんど登られていなかったものを(開拓者不詳)、大岩純一さん(*)が再整備して公開しているもの。
(*)奥様のあき子さんと共に、日本のフリークライミングの草分け的存在で、小川山にも、ご夫婦の開拓ルートが多数あります。現在は、クライミングジム「ビックロック」のオーナー。→「ビックロック」のホームページ
アプローチは川端下林道をガマスラブ方面へ向かい、取水場のすぐ手前のガレ沢(入口にケルンあり)を15〜20分程登ります。当該ガレ沢は二俣となり、その左俣の右岸尾根上にある樹林に覆われた岩場です。小川山の他のメジャーな岩場と比べると、現況では人があまり入っていないせいか、ガレ沢も、その後の尾根上の踏跡も、少々歩き難く、距離の割に時間がかかる印象。ガレ沢は浮石が多いので、心配なら、アプローチの段階からヘルメット着用の方が良いかもしれません。
取水場(左画像)とその手前のケルン(右画像)
 
(左画像)ケルンの先から15分程ガレ沢を登ります。
(右画像)ガレ沢が二俣となる辺りで、右岸尾根へ上がります。すぐに左手に岩場が現れ、それが、「安・近・短岩」。 
 
小さな岩場で、15〜20m,グレード5.9〜5.11aの5本のルートが拓かれています。前述の通り、開拓者不詳のため、大岩さんが公開しているトポにも、ルート名は記載されていません。
私たちが登れそうなのは、5.9と5.10aの2本だけだったので、さっさと終えて、八幡沢左岸スラブへ移動するつもりが、初見と言うこともあって(言い訳)、5.9にも予想外の大苦戦。結局、両ルート合計3本ずつ登っただけで、この日も終わってしまいました。
「安・近・短岩」
(左画像)あまり知られていないようで、この日は終日貸切状態でした。ただ、晴天なのに、陽当たりが悪く、とにかく寒かった!
(右画像)5.9ルートの取付で、左画像のの箇所相当。このルートは、左画像の左側のスカイラインに沿って登ります。
 
5.9ルート:フェース〜スラブ
5.9だからと、初見なのに珍しくリードを買って出たmonchanだったのですが・・・。意外に手強く、2テンション。上の2枚はリード中のmonchan。
(左画像)確かに、ガバだけど逆層だし薄被り気味、黒い部分は干からびた苔が付着していて良く滑ります。あまり人が登っていないので、岩角が鋭利な箇所、やや脆い箇所もあります(小石がパラパラ落ちてくる)。
(右画像)一段上がると、傾斜は緩むものの、ホールドが乏しくなります。特に、3〜4本目のボルト間の2手は、手がなく、このルートの核心。直上は困難なため、傾斜を殺せる「く」の字のラインで登りました。kniferidgeはトップロープで2本登っても、核心部のムーブに自信を持てず、3〜4本間はややランナウト気味なので、今回リードは断念。初めてということはあるけれど、5.9にしては辛めに感じました。
 
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