山行メモ2012年 
その1 その2 その3 その4 その5
城山クッキング
ワールド 
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城山・湯河原幕岩 
小川山廻り目平
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小川山廻り目平
屋根岩2峰セレクション
春の戻り雪ほか 
城ケ崎
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このページは山行記録を残さなかった練習山行(フリークライミング・アイゼントレーニング等)やハイキングの覚書きです。特に練習山行については、中高年・万年初心者のぼやきで、内容はかなりいい加減ですので参考になりません。
なお、フリークライミングについてはルートの内容に関する記述・画像を含んでおり、「オンサイト狙いの人は読まないでください(まあ大して役には立たないけど(笑))。
ちなみに、フリークライミングは、私たちの場合、バリエーション入門初心者ルートへ行くために身に着けるべき最もベーシックな技術として捉えており、狭義のスポートクライミングという意識はありません。
フリークライミングの記号・略号(表示上のマイルール)について一覧表
 一応フリークライミングのルールに準拠していますが、なかなか完登(リード・ノーテンションで登りきる→○で表示)できないので(苦笑)、モチベーション維持・次回自分で参考にするため、その中間段階や失敗の記録も残すことにしました。
 例えば、完登でなくとも、テンション(フォール含む)ありで登りきった場合は△(例△1ten(3pin):テンション1回(3本目のボルト)で登りきった))、
終了点まで到達できなかった場合や終了点に到達してもA0の場合(ボルトを踏んだりヌンチャクを掴んだりして登る)×と表示します(例×A0(3pin):3本目のボルトでA0あり))。

 なお、完登スタイルについては、以下のように表示することにします。
オンサイト→○OS;当該ルートの初トライ、かつ、初見(他の人の登り方を見る等ムーブやホールドの位置等グレード         ・ボルト数以外の情報を予め入手していない状態)での完登
フラッシュ→○FL;当該ルートの初トライでの完登(「初見」条件なし)
レッドポイント→○RP;当該ルート2回目以降のトライでの完登

 また、トップロープは、そもそも登ったことにはならないのですが(ノーテンションで登りきってもトップロープでは「完登」とは言わない)、それでは身も蓋もないので、これも一応、登攀の成否で次のように分けて表示します。
例えばトップロープ(TR)・ノーテンションで登りきった場合(TR○)、トップロープ・テンションあり(フォール含む)で登りきった場合(TR△)、TRでも、登れなかったりA0となった場合(TR×)。
 
タジヤンU(5.10a)』〜小川山廻り目平(奥秩父・10月上旬&下旬)
【おまけ】
 タジヤンU(5.10a)は小川山物語(5.9)の完登を終えたら取り組もうと思っていた課題。取付に行ってみると、立木のあるテラスで上下二段になっていてガマルートの2〜3P目と似た雰囲気、おまけに下段のスラブは結構凹凸していて一見取付きやすそう。『下部に2箇所の核心(日本100岩場伊豆甲信)』とありましたが、母岩で苦手なサドンストーリー(5.10a)をRPしてきたばかりで、1テンくらいで何とか行けるだろうと気楽に取り付いてみました。ところが、1本クリップしてから手も足もなくいきなりセミ状態、降りて妻と交代します。妻も1本目より直上することができず、大きく左にトラバースして巻き上がる易しいラインから何とか2本目にクリップしたものの、その先傾斜の増したスラブにお手上げ。よく見ると妻が登ったエスケープラインよりさらに左が階段状となっており、フィックスロープが下がっていました(初心者がトップロープのセットするため?)。『下部の2箇所の核心』はすぐには解決できそうにないので、階段状からテラスへ上がってもらいロープをセット。
 下段は後回しにし(トップロープでも下段の核心はテンションが入った)、上段にトライすることにします。上段は出だしが段差があるしバランシーな感じですが、その先は傾斜は増すものの、斜上するフレークや縦ホールドがあり、下段と比べれば容易な感じ。ただ、高度感があり、高所恐怖症の私が初見でトライするには少々厳しい登りでした。ラインは途中まで右上し「裏く」の字状に折り返します。最後のクリップ後、終了点までちょっと遠く、ダイクを使ってレイバック風に登るところが思い切りが必要で怖かったです。ルート全体を完登したわけでもないのに、適度な緊張感があって、終了点まで達したときの爽快感は小川山物語以上でした。
 タジヤンU(5.10a)
10/21
【屋根岩2峰】南稜+セレクション上部:8P→山行メモ〜ちょいバリ2012
(1)南稜
@45m,スラブ下段W/スラブ上段5.7
A40m,階段状から凹角W〜10mクラックU
B10m,小岩峰の下りU
C20m,薄被りの岩〜スラブ〜緩いオフウィドゥス5.6
(2)セレクション上部(4P目〜7P目)
D30m,オフウィドゥス〜スラブ〜チムニー〜スラブ5.8
E10m,スラブ状カンテを越えてルンゼを下降V
F15m,ルーフ下のトラバース5.7
G15m,フレークのある右コーナー〜緩いオフウィドゥス5.7
山行データ
1南稜登攀1時間53分
2セレクション上部登攀1時間10分(3を除く時間)
3順番待ち昼食休憩2時間16分(うち30分は準備等に必要と思われる)
4下降22分(準備11分含む)
南稜取付10:15--南稜テラス12:08/38(昼食・順番待ち)--セレクション4P目終了点13:06/14:19(偵察・順番待ち)--セレクション6P目終了点14:45/15:07(順番待ち)--屋根岩2峰頂上15:23/34--(懸垂50m)--遊歩道15:45
 10/1,20
その他
【母岩】
ジャック・フロスト(5.9)/(kn)○RP,(mon)○RP
レッドストーム(5.10b)/(kn)○RP,(mon)○RP
小川ママ(5.9)/(kn)○OS,(mon)○FL
命の母(5.5,B&NP)/(kn)○RP,(mon)○RP
タジスラ(5.9)/(kn)○RP,(mon)○RP
サドンストーリー(5.10a)★/(kn)○RP,(mon)○RP
【父岩】
タジヤンU(5.10a,B8本30m)★★
下段(B3本)/(kn)TR△(1ten@2〜3pin),(mon)TR△(1ten@2〜3pin)
上段(B5本)/(kn)○,(mon)TR○
 
城ヶ崎フナムシロック(東伊豆・2012年11月中旬・日帰り)
(左)オバステ正宗(5.8)  セレクションのクラックのピッチで苦労してからジャミングの必要性を感じ、少しずつ練習を始めました。クラックというと城ヶ崎が浮かぶものの、難しそうな印象が強く二の足を踏んでいました。ところが、富戸のフナムシロックは『初心者の練習に適したルートが多い』とのことで出かけてみました。噂どおり暖かくビレー中も防寒着は全く不要でしたが、ギリギリ3台しか駐車スペースがないのが玉に瑕。平日だったので何とか最後のスペースを確保できたものの、週末だと駐車で苦労しそう。
 入門向けのものばかり4ルートをピックアップしトップロープで練習しましたが、感触がつかめるまで少し時間がかかりました。特に最初に登った初孫は「5.5=Wならリードでも大丈夫だろう」と舐めていたら、トップロープでも意外に苦労しました(初見リードを思いとどまってよかった)。2本目から少し落ち着いて登れましたが、もう少しレベルアップしないと5.7〜5.8のルートですら、まだリードは厳しそう。今回登ったルートはいずれも下部はステミングやバックステップ、レイバックで登れて、上部にある核心をジャミングでクリアする(2〜3手)というパターンが多く、確かに私たち入門者にも取り付きやすかったです。
(左)鬼ごろし(5.7)/(中及び右)純(5.8)
○フナムシロック北の岩南面
初孫(5.5)/(mon)TR○,(kn)TR○
オバステ正宗(5.8)/(mon)TR○,(kn)TR○
鬼ごろし(5.7)/(mon)TR○,(kn)TR○
純(5.8★)/(mon)TR○,(kn)TR○
 
城ヶ崎フナムシロック(東伊豆・2012年12月下旬・日帰り)
初孫(5.5)  1月半ぶりに城ヶ崎・フナムシロックへ行きました。この間2度ほど人工壁でジャミングの練習もやっており、垂直なハンドクラックくらいなら登れるようになったので(TR)、前回よりましだろうと期待して臨んだのですが・・・・。

 
 まずは、『初孫(5.5)』をカムをセットしながらトップロープで登った後リードトライ。流石にこのグレードなら完登できましたが(ピンクポイント(PP))、事前にカムをセットした割には余裕がなく、他のルートは全てトップロープで練習しました。

 今回初めて登った『樹氷(5.8)』は、縦長のS字クラックで、僅か5m程ながら、上部のフィンガー〜シンハンドの部分が難しくトップロープでも張ってもらわないと怖くて登れません。2度目で、下部は右向きレイバック、上部は左向のレイバックで登るとよいと分かりましたが、その場合向きを変えて一歩上がるところが核心となります。もう少し練習してリードに挑戦するとしても、予めカム等をセットしておかないととても登れそうないルートでした。


 終日冬晴れで、午前中、陽が射しているときは暖かだったものの(ビレー中も防寒着不要)、陽が当たらなくなる午後は風もあってやはり寒くなりました。ここは、冬は朝早く来て、昼を過ぎたら早めに引き上げるのが、私たちのような軟弱者にはよいようです。
樹氷(5.8)
○フナムシロック北の岩南面
初孫(5.5)/(mon)TR○,○PP (kn)TR○,○PP
オバステ正宗(5.8)/(mon)TR○,(kn)TR○
鬼ごろし(5.7)/(mon)TR○,(kn)TR○
純(5.8★)/(mon)TR○,(kn)TR○
樹氷(5.8★)/(mon)TR△1ten,(kn)TR△1ten
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