【山行記録つづき】 |
8/26(月)晴れのち曇り夜間雨 |
丸木橋には先刻道を譲った若い男女二人が手前で思案中。こちらは針ノ木谷用に準備してきたサンダルに履き替ればよいものの、こんなところで時間をロスしたくなかった。そこで、もう少し左岸側を登って様子をみることにする。
予想通り、少し上流はかろうじて雪渓がつながっていた。下から覗きこんで雪の厚みがありそうなところに狙いをつけ、シュルントを跨いで渡った。 |
|
|
左7:18左岸を少し登ると、シュルントが開きつつあったが、下から覗くとまだ渡れそうな箇所があった。 |
|
さて、いよいよ雪渓歩き。今回は、履き替えたときの荷物増加を嫌ってローカットのアプローチシューズを履いてきたので少々心配だった(∵ソールが柔らかくキックステップが出来ない)。暫くは傾斜が緩く、おっかなびっくりの先行者を何組かパス。やがて、雪渓の幅が狭まってきて少し傾斜が増す。通称ノドと呼ばれる所で、3年前の6月に登った時は、針ノ木峠直下の急登(40°くらい)に備えここからアイゼンを履いたように記憶していた。ところが、ノドは思ったより緩く、ストックでバランスを取りスプーンカットを丁寧に拾って歩けば、持参したアイゼンは履かずとも不安なく歩けた(多少経験は必要かも)。 |
|
左7:30下の方は傾斜が緩く全く問題なし。右7:45ノドに差し掛かる辺り。 |
|
|
7:47左:ノドの登りを振り返る。右:この先、雪渓が切れているので、一旦左岸へ上がり、右岸へ渡り返す(下の2枚の画像)。 |
|
再び傾斜が緩み沢が左にカーブするところは、大きなシュルントがパックリ口を開けていた。その手前からベンガラのマーキングがあり、これに従って一旦左岸へ、シュルントの先で右岸へ渡り返した。雪渓あるきはここでおしまい。
以降はズタズタになった雪渓を右手に見ながら、右岸沿いの登山道を歩く。 |
|
7:52先はシュルントが口を開けており、左岸へ上がる。 |
7:54シュルントの先で再び右岸へ渡り返し、雪渓歩きはおしまい。 |
|
8:08右岸沿いの登山道からヤマクボ沢(右の沢)との二俣を俯瞰。奥に針ノ木岳が見えている。 |
2010年6/6の二俣付近の画像。雪があると針ノ木雪渓は二俣の上が急で面白い(要ピッケル・アイゼン)。 |
|