5/4(月)夜~7(木)/前夜発2泊3日 |
メンバー夫婦2人 |
山行日 |
5/5~7 |
行 程 |
初日は、夜叉神峠登山口より鷲住山を越え野呂川右岸の歩き沢橋(吊尾根登山口)へ。次いで、義盛新道経由で池山吊尾根へ上がり、同尾根2450mで幕営(BC)。2日目はBCよりボーコン沢の頭・八本歯の頭を経て北岳往復。3日目BCより往路下山。 |
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5/4夜、横浜を出発。横浜青葉ICより東名・圏央道・中央道経由で中部横断道白根ICまで1時間40分。白根ICから県道20・南アルプス林道経由で夜叉神峠登山口(駐車場約100台)まで約1時間。駐車場は満車に近い状態、ゲート近くに何とか車を停め4時間程車中仮眠。 |
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GWに吊尾根コースで北岳へ登るには、前述の通り、南アルプス林道が冬期閉鎖中のため、吊尾根コースの登山口である「歩き沢橋登山口」よりずっと手前の「夜叉神峠登山口」から歩かなくてはならない。 |
6時前に夜叉神峠登山口を出発。ゲートの少し先に夜叉神トンネルがあり、閉じられたシャッターの左の扉から中に入る。所々水も流れている長い隧道で約15分のヘッデン歩きだった。 |
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冬期閉鎖中の南ア林道のゲート
夜叉神峠登山口1380m(5:46) |
夜叉神トンネル東側出入口5:53 |
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扉開けて進むとトンネル内は真っ暗 |
夜叉神トンネル西側出入口6:11 |
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夜叉神トンネルを抜けると約1時間の単調な林道歩きが始まる。行く手には、雪を戴いた間ノ岳が覗く。 |
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短いトンネルを挟んで、再び長い観音経トンネル、これを抜けると北岳も姿を現す。さらに、連続する短いトンネル群の先が鷲住山展望台。バス停と広い駐車場があり、進行方向左手にこれから登る鷲住山(わしのすやま)が見えた。 |
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観音峡渓谷バス停6:26 展望台からは北岳も覗く(右奥の山) |
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駐車場から僅かに林道を進むと道路脇に歩き沢橋方面の道標が現れる(鷲住山入口)。道標に従い林道を離れ左手に伸びる尾根に分け入る。因みに、当該尾根の最後のピークが鷲住山、そこから急速に高度を下げ、野呂川へ落ち込んでいる。 |
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鷲住山展望台7:00
工事殉職者慰霊碑がある |
展望台からは行く手に鷲住山が覗く |
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鷲住山入口7:05 道路わきに「あるき沢橋」を示す道標がある |
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鷲住山の登りは出だしに段差のある岩場がある。重荷で冬靴だと少々登り難いと感じる箇所だが、短い梯子が立てかけてあり助かった。 |
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岩場から15分も登るとあっけなく鷲住山の頂稜に出る。それもそのはず、鷲住山は鷲住山入口から標高差約80mだからだ。東西に細長い頂稜には荷揚用の設備と思しき古い工作物が残されていた。休憩中に、前日登頂後下山してきた4~5人のパーティーとすれ違う。「天気が悪く何も見えなかった」とのこと。 |
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平坦な頂稜が終わると眼下の野呂川へ向けて約400mの急下降。ジグは切ってあるが、それでも一般道にしてはかなり急で雨上がりのせいかズルズル滑る。所々設置されている手摺代わりのフィックスロープが有難かった。 |
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尾根を下りきると立派な吊橋が現れ、これを野呂川発電所のある右岸側へ渡る。夜叉神峠登山口~吊橋の所要時間は休憩込で2時間半程で、ほぼコースタイム通りだった。休憩がてら、地形図・エアリアマップで進路を確認する。ここから、歩き沢橋は、一段上を通る県道野呂川・波高島停車場線(以下「県道」と呼ぶ)に上がって、2km程北上したところ。 |
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