6/7晴れ
3.蓮華岳・下山
スリーシーズンシュラフだったので夜は十分暖かかったが、外を歩き回る音で目が覚める。時計を見るとまだ2時、お隣はもう準備を始めたと見える。蓮華岳途中まで登って針ノ木岳を撮るだけだから慌てる必要はなくもう一眠り。次に目が覚めたときはもう明るくなっており朝焼けは終わっていた。ただ、空気が澄んでおり富士山や南アルプス等遠くの山は昨日以上によく見える。
のんびり朝食を摂っているとこの日一番の人(単独)が登ってきてびっくり。挨拶を交わしただけで、休むこともなく針ノ木岳へ登って行った。
蓮華岳の準備をしているとまた単独の人が登ってくる。ライチョウを撮りに蓮華岳へ行くというこの人は、先週も来たということだが、朝なのにアイゼンなしストック1本だけで登ってきていた。
ようやく重い腰を上げ蓮華岳へ向かう。少し登ったところで写真を撮っていると針ノ木岳からすごい勢いで一人下りて来る。よく見るとお隣りさんで昨日の印象とは違いトレイルランナーみたい、峠を素通りしてあっという間にこちらに登ってくる。スピードが違いすぎるので少し待って道を譲った。
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