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ルート |
メ モ(印象等) |
2013
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無雪期バリエーション初級(マルチピッチクライミング)
3級/Ⅴ/③/2~3時間/190m・5P |
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憧れの滝谷で、オールフリーかつポピュラーなルートとして、「ドーム中央稜」はかねてより目標の1本だった。 |
ルートグレード・最高ピッチグレードの面から判断すると、バットレス4尾根と大差ないと思っていたが、こちらの方が傾斜が強いし、不慣れな内面登攀の部分が多く、私たちには1ランク難しく感じた。ただ、歩きの3P目を除き、どのピッチにも核心部分があり、もう少し実力がつけば、変化に富んだ楽しいルートだと思う。 |
まず、1P目の核心は、上部のオフウィドゥス~チムニー。ここは、窮屈な体勢でバックアンドフットを強いられ、体力を消耗したが、ピンは多いし、チムニー途中にレッジがありレストできるのが有難い。 |
2P目は二人で意見が分かれるところ。妻(リード)は、最上部のスラブ(ガバを取る前のカチでスメアの一歩)、フォローの私は、その前のカンテ右側面のつるつるフェースが難しく感じた。 |
4P目は左右にルートが分かれており、ルートファインディンが難しかった(ある意味一番の核心)。リードの妻は、下部は右ルート、上部は左ルートに移ってこれを登り、CS下のテラスでピッチを切った(本来はCSの上が終了点)。両ルートを繋ぐ部分は逆層のフェースで今回一番手強かった(体感5.8~5.9で私はA0)。 |
5P目は、最上部のハング気味のクラックが核心とされるが(Ⅴ)、キャメロット#3をセットし、ジャミング2手で無難に突破。むしろ、テラスからCSのあるチムニーへ入る部分(本来4P目で妻が残した宿題)の方が怖かった。ここはランナウト気味だし先の様子が分からないので、難しいというよりルートミスしていないか不安だった。また、CS下からのスタートでは逆Sラインとなり、ロープが流れず苦労した。 |
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[アプローチ] |
涸沢~北穂分岐~第三尾根への下降点(ここまで一般道2時間40分)~*~T1~(懸垂25m)~T2~中央稜取付
*ルートミス。ペツルのボルトの懸垂下降点は第三尾根西面を20分程下りピナクルの手前から東側に出た所にある小テラス(T1)。第三尾根を跨ぐ地点より下に西面をT2方面へ下降する明瞭な踏跡がありこれを下ってしまった。下には古いビレーポイントも多数あり、紛らわしい。
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[ドーム中央稜登攀] |
1P目フェース~オフウィドゥス~チムニー(40m・Ⅳ)
2P目リッジ~カンテ~スラブ(30m・Ⅴ)
3P目リッジ歩き(30m・Ⅰ)
4P目凹角~フェース*(30m・Ⅳ+)
5P目凹角~ハング(40m・Ⅴ)
*ルートミス。右ルート上部より左上して左ルートへ入りCS下でピッチを切ったようだ(本来はCSの上が終了点)。 |
登攀準備
登攀
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[下降] |
①下降準備・休憩40分
②ドームの頭~縦走路合流点7分
③一般道(縦走路合流点~北穂分岐~涸沢)1時間55分
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[行動時間] |
上記の合計 |
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2013
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無雪期バリエーション初級(マルチピッチクライミング)
((参考)2010年崩壊前のグレード:3級/Ⅴ-/④/2~3時間(第4尾根テラス~終了点)9P) |
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このルートは、その取付へ行くための前段階として①下部岩壁~横断バンドの通過に4P(Dガリー大滝から登った場合)、②第4尾根下部リッジに3Pがある(今回は②はパス)。それに③主稜ルート本体の10Pを加えると(マッチ箱の懸垂を含み従来ルート8P+崩壊後の新ルート2P)、17Pのクライミングとなる。また、2010年10月の崩落事故以降、従来の最終ピッチに替わって加わった城塞ハングの2ピッチ(崩壊リッジのトラバース+被ったチムニー)が、従来ルートより困難で(かつてのDガリー奥壁最終ピッチのバリエーションⅥ(5.9)という噂)、時間的にも技術的にも少々不安だった。 |
実際登ってみて、確かにピッチ数は多いけれどほとんどはⅢ(Ⅳ以上は核心と言われているピッチに1~2手)、各ピッチの終了点テラスも広く、なるほど初心者ルートという印象。新ルート部分は、崩壊壁のトラバースは八ツ峰6峰Cフェースのナイフリッジそっくり。城塞ハングを登る最終ピッチは、下部はスラブ、中間より上が被り気味のチムニー(核心)だが、短いし、核心もガバが多く、A0になることなくステミングで無難に突破できた。 |
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[アプローチ] |
白根御池~二俣~C沢D沢中間尾根~下部岩壁取付
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[前段階の登攀] |
①Dガリー大滝~大滝上の凹角~横断バンドトラバース:4P(40m・Ⅲ+/25m・Ⅲ/35m・Ⅲ+/30m・Ⅲ))
②Cガリー~ヒドンガリー(Ⅳ)~第4尾根テラス:コンテ
*第4尾根下部リッジ(3P)は登らず、Cガリーから回り込む方法を採った。 |
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[第4尾根登攀] |
従来ルート6P(50m・Ⅴ-(出だしのクラック)/50m・Ⅲ/15m・Ⅲ/35m・Ⅴ(出だしの5m垂壁)/懸垂下降10m~15m登り返し/Ⅳ・35m)
新ルート2P(トラバース20m・体感Ⅳ-/スラブ~チムニー20m・体感Ⅳ+)
*トポの1~3Pを50m2Pで、同7~8Pを1Pで登った。) |
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[終了点~北岳] |
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[北岳~白根御池] |
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[その他] |
下部岩壁取付:42分(朝食・登攀準備等)
第4尾根テラス:10分(登攀準備)
終了点:28分(ギア撤収等)
北岳:6分(休憩等)
肩の小屋:30分(昼食) |
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[行動時間] |
上記の合計 |
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2013
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無雪期バリエーション入門(沢登り):1級/Ⅲ/② |
『東京起点沢登りルート120』に『西丹沢の初心者入門コース』とあったマスキ嵐沢へ行ってみた。 |
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倒木が多いものの、小粒ながら渓相の美しい沢という印象。また、容易だが滝登りが多く中々楽しめた。ただ、水量が少なく、確かに、私たち初心者向きだが、水無川本谷や源次郎沢のように道標や滝Noの表示等はない。 |
なお、初めてなのに、ガイドブックを斜め読みしてその遡行図とガイドマップをコピーしただけで出かけたため、標準コースタイムを大分オーバーした。遡行時間は途中休憩の分は確実に遅れるし、それ以上に、容易なはずの①入渓点の特定(表示あり)と、②下降路に選んだ鬼石沢の作業道に入る際に梃子摺ったことが(誤った踏跡に引き込まれた)、その主な原因。 |
【コースタイム実績・()内は標準時間】
林道ゲート手前の駐車場-46分(20分)-入渓点--1時間56分(1時間45分)--880m二俣--50分(45分)--稜線--(中間尾根~鬼石沢右岸沿いの作業道~一軒屋避難小屋より登山道2時間33分(2時間))--林道ゲート手前の駐車場。 |
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2013
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小地獄(迷尾根基部のトラバース)・小地獄手前~迷尾根の頭(直登の冬道、トラバース道ではない)は冬期バリエーション初心者レベル
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陽当たりの悪い池山尾根は1800m以上は完全な雪道で、アイスバーンになっている箇所もあった。このため、①大地獄・小地獄(迷尾根基部のトラバース)、②小地獄手前~迷尾根の頭(冬の直登路でトラバース道ではない)の通過は気が抜けなかった。 |
①の大地獄は氷化した箇所が多く、その後の小地獄は急な雪壁の長いトラバース、ここを安全に通過するには50mロープが必要。
私たちは小地獄手前から②の冬道を辿ったが、前半は氷化した痩せ尾根の通過、後半には池山尾根と迷尾根の間のルンゼの登降(冬バリ初心者レベル)がある。特に後半は最大50°・50m程の雪壁状となっており、半マストビレーの練習のため携行していた20mロープが大いに役立った。 |
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2013
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マルチピッチ・フリークライミング初級:5.8/①/5~7P/2~3時間 |
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昨年11月の初トライ時は、二人とも一箇所ずつA0になったし、終了点まで3時間超だった。今回は①3時間以内を最優先事項に、②それぞれリードする各ピッチの完登を目標として再トライ。 |
前回同様1~2P/7Pと5~6P/7Pを繋いで5Pで登った(kniferidgeが奇数ピッチ、monchanが偶数ピッチをリード)。A0となっていた箇所のうち、monchanは3P/7Pでラインを修正し完登、このピッチで19分短縮したのが大きく、①は2時間35分で達成。ところが、kniferidgeが不調で4P/7Pの核心でまたもA0(お助けピトンをホールド)で②は×。 |
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2013
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マルチフリー初心者(入門~初級):3級下(⑤)/Ⅴ=5.7(①⑤)/6~7P
一昨年11月の初トライ時は、核心の3P目でA0になったり、易しいはずの上部岩稜はトポのライン(上部は左ルート)と異なるものに入り(右ルート)、ルートファインディングで悩んだりと、4時間以上もかかってしまった。
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そこで、今回は①核心部のクラックの完登、②上部左ルートのトレース、③所要3時間以内を目標にしての再トライ。
①②は何とかクリアしたものの、③は3時間オーバーとなってしまい、これ以上長いルートに挑戦するには実力不足と感じた。前日の雨の影響はあまりなかったが、気温は予想外に低くチョークバックに入れておいたホカロンが役に立った。 |
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2013
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(伊豆大仁) |
日帰り |
(1)取付までのアプローチ85m
斜上バンドまで25m(「ホームボーイ(20m・5.8)」+「クロワッサン」終了点まで左上(5m))
+西方へ60mトラバース(コンテ) |
(2)南西カンテ約100m(ハング直登)
①カンテ45m・Ⅳ(6Pで登る場合の1~3P)
②潅木のある崖状20m・Ⅱ
③カンテの上のハング直登20m・5.9(核心)
④二間バンド上の凹角15m・5.7(体感5.8) |
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マルチ・フリー初心者(入門~初級):5.7(5.9(ハング直登)/①/5~7P
クライミング+花見ということで2月前にも登った城山南壁『南西カンテ』の再登に出かけた。流石に2度目、しかも今回は岩が乾いていることもあり、前回より容易に感じた。前回はおいしいピッチは全て私がリードしたので、今回は南西カンテ1~3P(45mで1Pで登った)及びカンテ上部のハング直登(20m/5.9)は妻にリードしてもらった。ハング越えも、核心のホールドが乾いていれば然程問題なし。
二間バンドの上の崩壊した凹角は、最上部の前傾壁直登を試みたが、頭上のガバが少し遠く、怖くて立ち込めず。結局前回同様、左の電光型クラックを登った。もし、前傾部分を直登すれば、クラックを登るより1ランク以上難しい気がした(5.9~5.10a?)。今回は懸垂せず、終了点から踏跡を辿って南壁の頭へ、すぐ下に見覚えのある道標がありハイキングコースを下った。昼過ぎに南壁取付へ戻ってみると、南壁の各ルートには10人以上の人が取付いており、荷物を回収して早々に引き揚げた(おかげで、城山桜をゆっくり見物できた)。 |
2013
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冬期バリエーション初級(短い岩壁を含む岩稜登攀) |
2級下(④)or2級上(⑤)/Ⅳ-(④)orⅣ(⑤)/2時間半~4時間/350m・9P |
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今シーズンは雪が多く心配だったものの、北峰リッジには少なく、クライミングに支障はなかった。晴天無風、週末なのに順番待ちもなく、好条件下のクライミングは快適だった。 |
北峰リッジ(赤岳主稜)は、ピッチ数は多いが(全てスタカットで登れば9P)、Ⅲ+程度の短い岩場が数か所あるだけで大半は岩稜歩きのルート。支点も多く普段クライミングの練習をしていてアイゼン登攀の経験があれば、初めてでも比較的安全に挑戦できるルートだと思う。同レベルのルートに石尊稜(横岳西壁)があるが、こちらは阿弥陀北稜をそのままスケールアップしたような印象(岩稜部分は然程長くないものの、ランナウト気味だし、一定レベル以上の雪上技術を要する雪稜もある)。相対的に雪上技術が未熟なせいか、私たちには北峰リッジの方が取り付きやすく感じた。 |
行者小屋--1時間20分--右ルンゼへの下降点--22分--北峰リッジ取付--3時間29分--赤岳北峰
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2013
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(伊豆大仁) |
(1)取付までのアプローチ85m
斜上バンドまで25m(「ホームボーイ(20m・5.8)」+「クロワッサン」終了点まで左上(5m))
+西方へ60mトラバース(コンテ) |
(2)南西カンテ約100m(ハング直登)
①カンテ45m・Ⅳ(6Pで登る場合の1~3P)
②潅木のある崖状20m・Ⅱ~Ⅲ
③カンテの上のハング直登20m・5.9(核心)
④二間バンド上の凹角15m・5.7(体感5.8) |
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マルチピッチ・フリークライミング初心者:5.7(5.9(ハング直登)/①/5~7P
12年ぶりの城山南壁、前回はトップロープでもさっぱり登れず、この岩場には少々苦手意識があった。ただ、ポピュラーなマルチルートが何本もあり、中には本ちゃんっぽいものもあるとのこと。そこで、初心者レベルでも何とか取付ける『南西カンテ』に挑戦してみた。複数のガイドブックを併せ読むと「カンテ自体は容易、核心は、①取付までのアプローチ前半部分(斜上バンドまでの下部スラブの登り(25m,グレードはルートにより異なるがいずれも5.8以上))及び②カンテ上のハングの通過(通常は右から巻くが(5.7)、直登すると5.9)並びに③ハングの先の二間バンドからの凹角(Ⅲ+~Ⅳとあるが岩場が崩壊し悪い)」となっており、おそらく今までトライしたマルチの中で一番難しいと予想していた(予想通りだった)。
アプローチを含め3時間35分 |
2012
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マルチピッチ・フリークライミング初心者:5.8/①/7P/2~3時間 |
子持山獅子岩は基部の幅150m高さ100mの岩で『一ノ倉沢烏帽子奥壁に匹敵する岩場』として紹介されたこともある。『日本マルチピッチ』に載っている南東壁はマルチピッチ・フリールートとして支点が整備され、最近は超人気ルートになっている。 |
初心者ルートとはいえ、全てのピッチが5.7(Ⅴ)以上、しかも2P目以降は結構立っているこのルートは(70°以上)、万年初心者の私たちが初見で挑戦するにはなかなか厳しかった。1~2Pと5~6Pを繋いで5Pで登ったものの(1~2P,4P,7P:knリード/3P,5~6P:monリード)3時間をちょっとオーバー、二人とも1箇所ずつA0となってしまった(kn(4P目)mon(3P目))。次回は課題箇所の完登ともう少し時間短縮を図りたい。それにしても、登攀中にスズメバチに付き纏われたのには参った。上部に斜上する部分があり、ロープの流れを考慮するとダブルロープが望ましい。 |
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2012
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無雪期バリエーション入門(一部登攀のある岩稜縦走かつては一般ルート) |
主稜のコル~星穴岳は、かつての登山道がかなり再生されていて(踏跡が明瞭になりつつある)、ルートファインディングは難しくなかった。 |
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岩場はⅢ程度のごく短いものが何箇所かあるが、もし、表妙義縦走路に鎖がなければ、ここより難しいと思う。 |
ただ、このルートに来る人の目的は星穴見物が大半であるから、登頂後、頂上の少し手前からの2回の40m懸垂が核心となる(50mロープ2本必要)。クライミング入門レベルで十分行けるが、懸垂下降が確実にできる、基本的なロープワークを習得していることが必要。むしろ本当の核心は、下山のルートファインディング。所々あるテープや切れ切れの踏跡を頼りに、稜線南側の尾根や涸沢をトラバースして中之岳神社へ戻るのであるが、東へトラバースしたつもりが、何時の間に南側の沢沿いに引き込まれて、中之岳神社より50m低い車道(県道196号)に出てしまった。 |
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2012
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10月下 小川山廻り目平 |
奥秩父/1泊2日 |
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○屋根岩2峰南稜~セレクション後半 |
○父岩
タジヤンⅡ(5.10a)
○母岩
ジャック・フロスト(5.9)/レッドストーム(5.10b)
命の母(5.5)/タジスラ(5.9)/サドンストーリー(5.10a) |
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フリークライミング初心者ルート
今回の成果は、①屋根岩2峰南稜(『日本マルチピッチ』に紹介されているライン)の完全トレースとセレクションの6~7P目のクリア、②母岩サドンストーリーの完登(RP)、そして、懸案の③父岩タジヤンⅡに触れられたこと。
③の「タジヤンⅡ(5.10a)」は、ボルト8本30mのロングルート。立木のある小テラスで上下2段となっているので、「小川山物語(5.9/28m)」より取り付きやすいと考えるのは早計だった。下段(B3本)は一見凹凸があって易しそうだが『下部に2ヵ所の核心あり(日本100岩場)』とあるとおり、手のない困難なスラブで1本目をクリップしてから登れる気がしない(核心は1~2本間及び2~3本間)。幸い左側にあるフィックスロープを使ってテラスまで上がることが出来、ここはトップロープで登り返し、上段にトライ。上段はフレークに沿って「裏く」の字ラインを登る露出感のあるクライミングだった。 |
2012
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10月上 小川山廻り目平 |
奥秩父/1泊2日 |
○屋根岩2峰南稜~セレクション後半 |
○母岩
ジャック・フロスト(5.9)/レッドストーム(5.10b)
/小川ママ(5.9) |
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フリークライミング初心者(入門~初級)ルート
2月ぶりに小川山へ行った(この間4kgもリバウンド)。今回は、屋根岩2峰南稜(4P)から取り付きセレクション後半(4P)とつないで頂上へ出る計画だった(合計8P)。ところが、練習不足のせいか二人とも調子が悪く南稜出だしのスラブ(5,7)から苦戦。途中の5.8のピッチは先行パーティーに習ってその右から回避し(Ⅳ)、南稜テラスへ。 |
前回は何とか完登できたセレクション4P目(5.8)は、オフウィドゥス中間部でフットホールドが見つからないまま不安定な体勢で強引にクリップしようとしてバランスを崩しフォール、仕方なくA0で突破した(セットしたカムを掴んだ)。予定より大分時間がかっており、6~7P目は断念、またもエスケープルート(Ⅲ)で頂上へ抜けた。フォールしたクラックは、私の場合ステミングで対処していたが、後からセレクションを登ってきた2人パーティーはジャミングを上手く決めて余裕で通過。やはり、苦手なジャミングの練習が必須と感じた。 |
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2012
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バリエーション入門(Ⅲ+/本ちゃん風のゲレンデ)
monchanの捻挫も大分良くなり、リハビリ兼ロープワークの練習のつもりで稲子岳南壁左カンテへ行ってみた。クライミング自体は容易であったが、アプローチ(麦草峠~ニュウ~稲子岳~最低鞍部~南壁基部)で苦労し、むしろ取付までが核心という感じ。 |
2012
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フリークライミング初心者(入門~初級)ルート |
今年の夏は7月下旬~8月上旬に3週連続延べ5日で、小川山廻り目平へ行った。昔からの宿題である『小川山物語』にけりをつけたかったことと、これまたご無沙汰になっている入門レベルのマルチピッチ2本を登ってみたかったからである。 |
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2012 |
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無雪期バリエーション初級(マルチピッチクライミング)
(参考)冬期登攀中級4級・Ⅳ(Ⅳ・A0とするものもある)/7P |
『大同心で最も易しく(Ⅳ)オールフリーで登れる』ということで、挑戦してみた。 |
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2012
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冬期バリエーション初中級(岩壁・雪稜登攀) |
2級(④)or3級上(⑤)/Ⅳ+/2時間~4時間半 |
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雪が多いシーズンとは言えGWとなると登攀ルート自体は無雪期に近い状態だった(私たち初心者がアイゼン登攀の練習をするのに良いレベル)。晴天で気温が高かったと思われるが、強風で体感温度は低く、手袋・中間着を着ていないと寒い(冬の雰囲気は味わえた)。 |
下部岩壁の出だしでちょっと難しいと思う箇所があったものの、技術的に容易な時期だったおかげで無難に登攀を終えることができた。 |
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2012
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冬期バリエーション入門(雪稜・雪壁・岩稜登攀)
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1級上(④)or2級(⑤)/Ⅲ/2時間半~4時間 |
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今シーズンはたっぷり残雪があり、3年前の同時期より少しグレードが高かった。アプローチでラッセルとなったこともあり(降雪直後)北稜だけで前回より1時間以上余分にかかった。 |
阿弥陀からの一般道の下山もトレースが消え、中岳沢のコルの上が100mくらいの雪壁となっていて下降に苦労した。 |
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