ちょいバリ2013年 
その1 その2 その3 その4
城山南壁
南西カンテ
城山南壁
南西カンテ
二子山西岳
Ⅰ峰中央稜
子持山獅子岩
南東壁
その5 その6  その7  
西丹沢
大滝沢
マスキ嵐沢
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第4尾根
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ドーム中央稜
 
 
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滝谷ドーム中央稜と涸沢紅葉狩り
(北ア南部穂高連峰・9月末~10月初)/
前夜発2泊3日(涸沢野営場)
その1 その2
 その3
その4 その5
その6 その7 その8 その9  
 二.滝谷ドーム中央稜
1.アプローチ(つづき) 
 ②懸垂下降点(T1)へ
②ガリー(C沢右俣左沢のツメ)の踏跡に入り、すぐ右に折り返して、第三尾根の左側(南面)に沿ってT1まで下る。
踏跡は、第三尾根に沿って、下降と右トラバースを何度も繰り返す。下り始めて30分程で、顕著なピナクル(後述の「上のピナクル」)が現れるので、その手前で第三尾根を跨ぐ。T1は尾根の反対側のバンド上の小テラスで、ペツルのボルトで懸垂支点が作ってあった。
 
(左画像)7:11踏跡は、直ぐにガリーから離れ、第三尾根の方へ右トラバース。
(右画像)7:12第三尾根最上部付近のテラスの下を通る。文献1文献2文献3でT1とされているテラスのようだ。
時折C沢右俣の方へ下る踏跡も現れるが、ドーム中央稜は、第三尾根の右(東)隣の尾根ということが念頭にあれば、この辺りでは、ルートを外すことはなさそう(第三尾根より左へ行く踏跡には入らない)。
(左画像)7:16下降は短いがⅢ位の岩場が何度かある。
(右画像)7:19中間部に、顕著な凹角の下りがあった。スタンスがやや遠いので腰を落として下った。
踏跡を30分程下ると、リッジ上に顕著なピナクル(下の右画像、「上のピナクル」と呼ぶことにする)が現れる。
踏跡は、「上のピナクル」の手前で、そのまま尾根を下降するものと、右へ向かうもの()とに分かれていた。
後者()が正解だが、この分岐を最初に通った時は、下降する明瞭な踏跡を進んでしまった(30分近いタイムロス・後述)。
 
(左画像)7:30ザレ場の下降は、スリップに気を付けて下った。左手に第4尾根のツルムと思しき岩峰が見えた(画像の右上のピナクル)。
(右画像)7:36第三尾根に顕著なピナクル(「上のピナクル」)が現れる
まずは、正解の方。 T1(文献4)は上のピナクルの手前から方向へ進み、第三尾根を跨いで、バンド伝いに東へ出た直ぐのところにある。ペツルのボルトの懸垂支点がなければ、見落としそうな小テラスだった(8:05)。
 
T1の様子。T1にはペツルのボルトの懸垂支点あり。
 
 序に今回のルートミス(参考) 
結論から言うと、誤って入ってしまった踏跡は、「第三尾根ルート」の実質的な終了点であるT2から稜線に上がるための踏跡だったようだ(文献1)。
下降する踏跡は、少し下ると途絶え、代わりに細い水平バンドが現れた。バンドは右手のカンテ(第三尾根)へ続いており(ビレーした方が無難)、カンテの手前側にビレーポイント(第三尾根ルートの終了点か?)、さらに、第三尾根の下部には目立つピナクルが認められた(便宜上、「下のピナクル」と呼ぶ)。持参していた第三尾根のトポ(文献3)と照合すると、「下のピナクル」は第三尾根の核心部、その上のテラスがT3と思われた。
下り過ぎたと判り、前述の分岐まで引き返す。
 7:42確かに今までと変わらないような踏跡が続いているのだが・・・。
 
 (左画像)7:55 踏跡が途絶えたと思ったら細い水平バンドが現れる。の位置にビレーポイントが「下のピナクル」
(右)8:03「上のピナクル」を目指して登り返す。付近が懸垂支点のあるところ。
なお、T1から懸垂下降した後で分かったのだが、このカンテの裏側が、懸垂下降した先のT2だったらしい(∵文献1のトポ及び記述)。
また、バンドの上にも数か所古いビレーポイントがあった。懸垂下降支点のように見えたが、そこから下降したのではC沢右俣へ降りてしまうことになり、ドーム中央稜の取付へ行く為のものではないことだけは明らか。
 
 
 【参考文献】
文献1 日本登山大系7槍ヶ岳・穂高岳  柏瀬祐之・岩崎元郎・小泉弘編 白水社 
文献2 日本のクラシックルート 山と渓谷社編 
文献3  アルパインクライミング 遠藤晴行編  山と渓谷社
文献4 チャレンジ・アルパインクライミング北アルプス編  廣川健太郎著 東京新聞出版局
 
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