ちょいバリ2013年 
その1 その2 その3 その4
城山南壁
南西カンテ
城山南壁
南西カンテ
二子山西岳
Ⅰ峰中央稜
子持山獅子岩
南東壁
その5 その6  その7  
西丹沢
大滝沢
マスキ嵐沢
 北岳バットレス
第4尾根
 穂高滝谷
ドーム中央稜
 
 
山の手帳 > ちょっとバリエーション > ちょいバリ2013年
滝谷ドーム中央稜と涸沢紅葉狩り
(北ア南部穂高連峰・9月末~10月初)/
前夜発2泊3日(涸沢野営場)
その1
 その2
その3 その4 その5
その6 その7 その8 その9  
 二.滝谷ドーム中央稜
9/30(月)曇り時々晴れ
1.アプローチ 
アタック日は3時過ぎに起床。4時前に水場に行ってみると北尾根に行く数パーティーが準備中。
kniferidgeはmonchanが担いできたザックに、monchanはサブザックに、それぞれロープ・クライミングシューズ・ギア類、雨具・防寒具・ツエルト、水・行動食等を配分して入れ、ヘルメットとハーネスは予め着用して、出発した。
 
 (1)北穂分岐まで(北穂南稜)
 涸沢4:30--(ヘッデン歩き)--南稜取付5:30/40--北穂分岐6:40
 5:30過ぎ東側の空が焼けてきた
 常念山脈の先に頸城の山が見える
最初の1時間くらいはヘッデン歩き、バットレスの頃と比べ、やはり明るくなるのが遅くなっている。先行者はなく、ゴルジュの辺りで振り返った時に、漸く眼下に登ってくる灯りが見えた。一方、北尾根は数パーティーが取り付いており、先頭はⅤ峰に達しているようだった。
出発時は少し肌寒かったものの、この頃には雨具では、少し暑いくらいになっていた。南稜の梯子を登ったところで朝焼けの写真を撮る。ほとんど風のない穏やかな天気、結構赤くなって、新雪期なら、絶好の写真日和だろう。
 
 北穂南稜より南側の風景
 北尾根6峰(手前右)の左奥に南アルプス北部の山々、その後ろに富士山
 
北穂のテン場は5~6張のテントがあり、皆、撤収作業中。昨日ここまで上がっていれば、朝ゆっくりできたろうが、夜、寒そうだし、何といっても雪のない季節は水場がなく、北穂小屋まで遠すぎるのが難点。北穂ベースなら、私たちは、やはり小屋泊まりだろう。
北穂分岐から北穂南峰の少し西側の稜線に出て、滝谷方面の様子を観察。日の出の頃より雲が多くなり、少し風も吹いてきた。予報では低気圧が北上しているとのこと、風向きは南東で滝谷は風下のはず。これ以上崩れなければよいが・・・・。

 6:30北穂のテン場  6:40北穂分岐
 
 (2)ドーム中央稜取付まで
北穂分岐6:40--第三尾根への下降点7:10--(*)--懸垂下降点(T1)8:18--ドーム中央稜取付8:37(*)ルートミスによるタイムロス約30分
ところで、ドーム中央稜は、ドームから派生する3本の尾根のうち真ん中のもので、奥穂方面の縦走路から中央稜の右隣の第三尾根を経由してアプローチする。
もう少し具体的に、記述すると、次の通り。
まず、①第三尾根への下降点は、縦走路がドームを涸沢側から巻いて滝谷側に出たところ(鎖場になっている)。
下降点から②ガリー(C沢右俣左沢のツメ)の踏跡に入り、すぐ右に折り返して、第三尾根の左側(南面)に沿ってT1*まで下る。
③T1にあるペツルのボルトを支点にしてT2*へ懸垂下降し、④T2よりバンドを東方へ辿ると中央稜の取付テラスに至る。
最終頁末尾に掲げた4つの文献のトポには、いずれにも、第三尾根上に3つのテラスが記載されていたが(T1~T3と表示されている)、実際には5つ以上のテラスがあるようで、文献間で、T1、T2に対応するテラスの位置が異なっていた。どの立場が一般的なのかは、分からないが、最近は文献4を参照する人が多いし、懸垂下降支点の位置の理解には好都合なので、ここでは、文献4の立場を採った(T1からT2へ懸垂下降)。
 ①第三尾根の下降点へ
①第三尾根への下降点は、縦走路がドームを涸沢側から巻いて滝谷側に出たところ(鎖場になっている)。

 (左画像)6:40北穂南峰近くの稜線。槍ヶ岳と北穂高岳北峰・南峰、その下はC沢左俣
 (右画像)6:50縦走路を下ってドームへ向かう。
 縦走路は始めは滝谷寄り、その後は涸沢側を巻くようについている。 巻き終わって奥穂側基部に下りる際、鎖場がある(北穂分岐から初めての鎖場)。これを下りきったところから一般道と分かれ、浮石の多いルンゼ(C沢右俣のツメ)に付いた踏跡を下降する。
(左画像)6:52ドームの手前から涸沢側巻道に入る。
(右画像)7:07~10第三尾根への下降点()。稜線の方は(一般道)、行く手に屏風のように立ちはだかる涸沢岳西尾根が見える。 
 
 
 穂高岳滝谷ドーム中央稜&紅葉狩り
2013年9月末~10月初
  
その1
 その2
その3 その4 その5
その6 その7 その8 その9  
 
ちょいバリ2013年 
その1 その2 その3 その4
城山南壁
南西カンテ
城山南壁
南西カンテ
二子山西岳
Ⅰ峰中央稜
子持山獅子岩
南東壁
その5 その6  その7  
西丹沢
大滝沢
マスキ嵐沢
 北岳バットレス
第4尾根
 穂高滝谷
ドーム中央稜
 
 
 
山の手帳 > ちょっとバリエーション > ちょいバリ2013年

inserted by FC2 system