ちょいバリ2012年 
その1 その2 その3 その4 その5
大同心北西稜 稲子岳南壁 小川山屋根岩2峰
セレクション・南稜
西岳星穴岳 子持山獅子岩
 ちょっとバリエーション
 山の手帳
 このページは「ちょっとバリエーション」に分類されるもののうち、無雪期の山行に関する記録を年次単位に整理するつもりで新設しました。
屋根岩2峰南稜〜セレクション後半〜小川山廻り目平(奥秩父・10月上旬&下旬)
 妻の捻挫もほぼ治り、10月上旬と下旬にそれぞれ1泊2日で小川山廻り目平へ行きました。いずれも台風や雪で流れた山行の代わりに出かけたのですが、主目的は8月トラブルで行けなかった屋根岩2峰セレクションの6〜7P目のトレース。妻の練習不足に加え私は2ヶ月間に4kgもリバウンドしてしまい二人とも不調、特に月初に行ったときはセレクション4P目で私がまさかのフォール、南稜経由で登ったこともあり、8月のときより時間がかかっており、いまにも降りそうな空模様のため(?)6〜7P目は断念しました。
 先日の再挑戦も南稜から取付き、南稜テラスからセレクション4P目へ繋ぐ合計8ピッチの計画。天気にも恵まれ週末のセレクションはどのピッチにも人が取付いていて順番待ちが生じていました、時間はかかったものの、情報収集や先行パーティーの登攀を参考にできるという点ではメリットもあり、取り敢えずセレクションのトレース(オリジナルライン)を終えることができました。
 【屋根岩2峰南稜】
 屋根岩2峰南稜の登攀に当たっては、『日本マルチピッチ(山と渓谷社・菊池敏之著)』及び『日本100岩場B伊豆・甲信(山と渓谷社・北山真編)』を参考としました。ところが、前者の『南稜』と後者の『南稜下部』とでは取付こそ共通ではあるもののピッチ数も最高ピッチグレードも異なっており、別ルートと思われますが、両者のトポを見比べてみても、準備段階では、両者の位置関係が今ひとつ理解できず、ルートファインディングが心配でした。
ただ、いずれのルートを登るかについては、私たちの技量を勘案すると『マルチピッチの南稜』(以下『南稜』と記述します)しか選択の余地はなく、専ら当該ルートを間違いなくトレースできるかのみが問題でした。
 以下に両ルートの記述を整理しておきます。なお、*書きは実際トレースして気がついた点を加筆したものです。
日本100岩場の『南稜下部』 日本マルチピッチの『南稜』
1P 5.6(ボルト1本) 1P 下段W/上段5.7
*
上段は『100岩場』2P目の左ルートと思われる。
*上下段を1Pで登る場合(45m)、シングルロープだと電光型のラインとなりロープの流れが悪くなる(特に上段を左ライン(5.7)とするとき)。下段は、その取付のすぐ手前、パノラマコースから分かれる直上する踏跡を登ればスルーすることが出来る(上段の取付に出る).
2P 左5.7/右5.10a(ボルト3本)
*
3ピン目より上が5.10a、左ルートの場合登りすぎると少し難しくなる(3ピン目を掛けるとフォローの回収が難しくなる)。
3P 5.4
*
出だしに古いピトン、後は立木で中間支点をとる
2P 下段W/上段W
*
上段はボルトがあり『100岩場』の4P目。
ただ、5.8のラインはボルト左側のスラブで、Wはボルトの右側の凹状のようだ。

*@フレークのあるスラブの上のテラスか、Aその先のクラックのある小岩峰上でピッチを切る(@40mA50m)
4P 5.8(ボルト3本)
*フレークのあるスラブ。
2ピンより上は手のないスラブでそれなりに厳しそう。
歩き(グレード表示なし)
*フレークのあるスラブ岩の上から左に下る踏跡があり、『南稜下部』は、これを下って(主稜を下りる)左の支稜末端(『PTA』等がある)から登り返すものと思われる。
3P U
*
クラックのある小岩峰の登降(階段状20m)
5P 5.9(ボルトあり) 4P 5.6
*
南稜は南稜テラス(セレクション4P目取付)の一段下で左右二つのリッジに分かれている。
『南稜』は、小岩峰を下降した先の鞍部から、正面の薄被りの岩へ取り付く(上に古いピトンとリングボルトあり)。
*薄被りの岩に上ってからは、「裏く」の字に折り返しフィスト〜ワイドクラックのある緩いリッジを登ると南稜テラスに達する(薄被りの岩取付より20m)。

*
左右両リッジの間には踏跡(『南稜下部』の下降路)があり、これを登るとセレクション3P目のチムニー出口に達するため、歩いて南稜テラスへ行くことも出来る。
6P 5.10a(ボルトあり)
7P 5.11a(ボルトあり)
*終了点:南稜テラス西側一段下の立木辺りか(セレクション3Pのチムニー出口) 終了点:南稜テラス

元図:左は『日本マルチピッチ(菊池敏之著)』の南稜、右は『日本100岩場B(北山真編)』の南稜下部
 南稜は10m位の岩が階段状に積み重なったリッジで、屈曲したラインとなったり、途中に潅木があったりと、ロープの流れを考えながら中間支点を取らなければならず、その意味で、フリークライミングマルチというより本ちゃんっぽいルートでした。
 『南稜』の取付は、大日広場(大駐車場)よりパノラマコース(遊歩道)を時計方向にほぼ半周したところ(下記周辺図の赤線、大日広場より30分弱)。道標(←かもしかコース、パノラマコース→)のある分岐岩から右(パノラマコース)へ進み、左へ分岐する踏跡(入口にケルン)を2つ見送り、少し登った遊歩道脇の緩いスラブが取付です。2番目のケルンを過ぎたら左側を注意して歩けば比較的容易に見つかります(出だしに立木、中間に1本だけあるペツルのボルトが目印)。

元図『日本100岩場B伊豆甲信(北山真編・2009年版)』P38
a.『南稜』1P目取付
b.『南稜』1P目上段の取付。aより手前にbへ至る踏跡がある
c.分岐岩を過ぎて2番目のケルンがある所、ここから左に入る踏跡を登ると『セレクション』等屋根岩2峰南面末端へ至る
 『南稜』1P目は、上下2段のスラブで下段は所々潅木のある緩いスラブ(W)。一方、上段は下段より少し急、5.7にしてはホールドが乏しく、朝一ということもあり、見た目より難しく感じました。
『日本マルチピッチ』のトポどおり下段と上段を1Pで登ってみましたが(45m弱)、下段と上段とではラインの方向がほぼ直角に変わり、さらに、上段を5.7の左トラバースルートとすると電光型の屈曲したラインとなって、シングルロープだと流れが悪い感じ。ダブルロープで登るか、10月初旬のときのように直接上段(上記b)から取付いた方がよさそうでした。
   
南稜1P目(下段W/上段5.7)
      (左)1P目の下段W      (中)及び(右)1P目の上段5.7ホールドの乏しいスラブ、朝一荷物を背負ってだとなかなか厳しい!
                 *上段は2ピン目より左へトラバースすると5.7、3ピン目にクリップして直登すれば5.10a
 『南稜』2P目は、正面の岩を一つ登り頭上の岩を左から巻きます。すぐに顕著なフレークのあるスラブが現れ、ペツルのボルトが3本打ってありました。このスラブは『南稜下部』の4P目(ボルトの左側5.8)で、『南稜』のWラインはボルト右側の凹状と思われました。
 前回は5.8と思しきライン少し登ってみました。フレークが使える2ピン目まではともかく、その先は手のないスラブ、先行パーティーも凹状を登っていたことだし、早々に右側へ退避しました(今回は最初からWライン)。
南稜2P目(W)
(左)2P目取付付近(出だしの岩にピトンあり)
(中)一段上がるとフレークのあるスラブ(ペツルのボルト3本,5.8)が現れる↓5.8↑W
(右)右の凹状(W)を登るmonchan
(右)フレーク岩の上はテラス、@そのテラスか、Aその上のクラックのある小岩峰でピッチを切る(@40mA50m)
クラックのある小岩峰からの展望(南稜4P目とセレクション4〜7P目)
クラックのある小岩峰は展望がよく南稜4P目及びセレクション後半のラインを把握するのによい
1.PTA及び『南稜下部』5〜7Pのあるから左支稜  2.『南稜』ルート4P目  3.南稜テラス(『南稜』ルート終了点)
4.セレクション4P目後半のチムニー   5.セレクション4P目の終了点
6.セレクション6P目のトラバース(人物がいるところは核心でルーフ下をくぐろうとしている)
7.セレクション7P目:6の向こう側にあるY字クラックを登る
南稜2P目(W)後半〜3P目(U・クラックのある小岩峰の通過)
 「フレークのあるスラブ岩」の上には、左へ下る踏跡があり『南稜下部』の場合はこれを下って5P〜7Pのある左支稜(仮称、『PTA(5.11b)』等がある)を登り返すようです。他方、『南稜』2P目は、トポでは、その上のテラスでピッチを切るようですが(40m弱)、今回はその先の「クラックのある小岩峰」の上までロープを伸ばしてみました(50m)。
 「クラックのある小岩峰」は展望がよく、『南稜』4Pの観察によいばかりか、2峰南壁上部が手に取るように分かります。週末の『セレクション』はやはり人気があり、4P目より先だけでも3パーティーが取り付いているのが見えました(順番待ちは必至)。

 『南稜』3P目は、「クラックのある小岩峰」の登降(U)。登りはコンテでも問題ないですが(今回は2P目で登った)、下降は高度感があるのでスタカットが無難な気がしました。

 『南稜』4P目(5.6)は、ちょっと戸惑うところ。トポ見ると、岩を一段上って左に折り返してリッジ(主稜)を南稜テラスまで登るという内容。小岩峰からは、正面の薄被りの岩を登ると思われるものの、ピンが見当たらず、その上のスラブがちょっと怖そう。そこで、前回は先行パーティー同様、主稜とその左の支稜(PTAや『南稜下部』5P〜7Pがある)との間にある踏跡を登りました。今回は岩も乾いており出だしの岩にカム(フレンズ#2.5)をセットして登ってみます。すると、上のスラブには古いピトンとリングボルトがあり一安心。スラブの先の立木から左に折り返しクラックのあるリッジ登り。上部のオフウィドゥスを抜けると南稜テラスはすぐでした。
(左上)フレークのあるスラブの上のテラスと、クラックのある小岩峰
(左下)クラックのある小岩峰の登り
(右)クラックのある小岩峰の下り。は南稜4P目の取付。
  先行パーティーは南稜主稜と左支稜の間の踏跡(U)を登っている。
南稜4P目(5.6)
(左)段差のある岩場を登ると古いピトンとリングボルトがあった
(中左)短いスラブから立木のあるリッジまで登りクラックのあるリッジに沿って左へ折り返す
(中右)リッジ上部は緩いオフウィドゥスとなっているが立木もあり中間支点が取れる
(右)上は半島状の細長いテラス(南稜テラス)付け根に当たるところに立木があり、そこが『セレクション』4P目の取付
  のところがオフウィドゥスの出口
 なお、前回歩いた両リッジ間にある踏跡ですが、『セレクション』3P目のチムニー出口に続いており、歩きで南稜テラスに出ることができます。

 南稜テラスは、南方に半島状に突き出した気持ちの良い場所(朝日岳北尾根等西股沢の対岸の展望が良い)。北端の立木(『南稜』終了点)の向こうは『セレクション』4P目の取付という位置関係なのですが、『セレクション』経由で来ると、気持ちにゆとりがないのか、背後にこんな良い休憩ポイントがあることなど全く気がつきませんでした。

 終了点に行ってみると、『セレクション』4P目には3人パーティーが取り付いていました。見学がてら、カムを準備したり行動食を食べたりして順番を待ちます。
南稜テラス。背後は朝日岳北尾根
 『セレクション』4P目は、@下部はオフウィドゥスからスラブ(ボルト2本)、A中間部のチムニーを抜け、B出口にある潅木から右手の短いスラブ(ボルト1本)を登ると終了点(終了点は外傾テラス上の立木、取付より25〜30m)。
 『セレクション』7P目をオリジナルの右ルート(5.7)で登る場合は、4P目特に@の部分が全体の核心。@は、下の左画像の状態になれば安定した体勢でクリップでき一安心ですが、クラックのサイズが中途半端でここまで登るのが結構大変。他の人の登り方も観察してみると、a手前の傾いた立木からクラックの外の浅い凹状に移ってステミングで登るか、bクラック中間の高さにある狭い箇所(フィストサイズ)にジャミングを決め、膝を入れてブロックしながらずり上がるかのいずれかだと思いますが、どちらも言うほど簡単ではありません。内面登攀が不慣れな場合、リードだと「たかが5.8」と舐めていると痛い目にあいます。8月は私は減量のピーク時でしかも十分スラブの練習をしていたので、aの方法で何とか完登出来たのに、リバウンド後の前回は人前でフォールし、すっかり苦手意識を持ってしまいました。
 今回も出だしの立木から左足を切ってスメッジングの箇所(両手とも甘いホールド))に自信が持てず、迫ってくる後続パーティーも気になったので、カムを2本(フレンズ#4#5)プリクリップし、さっさとA0で通過しました(あー情けない)。
セレクション4P目(5.8)
(左)核心のオフウィドゥス〜スラブ(ボルト2本) (中)スラブの上のチムニー
(右)終了点間際の短いスラブを登るmonchan。眼下に登って来た南稜が見える
  終了点まで登ってみると、3人パーティーが休憩中。順番を譲られたものの、この先の6P〜7P目は11年前に連れて行ってもらったとはいえ、今となっては初めて同然、他方先行パーティーには最近行ったばかりの人がいるので、そのまま先に行ってもらうことにしました。

 『セレクション』5P〜6P目は、まず、@4P目終了点の左のカンテ状の岩を越えて反対側ルンゼに入り、下にある立木まで下降します(5P目10mV)。次いで、A立木より2峰南壁最上部のスラブへ降り、ルーフ岩直下まで数m登り返して、Bルーフ岩をホールドしながらスラブをトラバース。最後にCルーフ岩の下をくぐって(核心)、西面にあるテラスに出るという内容(A〜C6P目5.7)。
 5P〜7Pの段取りの確認だけでは少々時間があったので、待ち時間を利用して7P目のY字クラック右ルートの偵察のため、一足先にエスケープルート(V)を頂上まで登ってきました。
 いよいよ私たちの順番、6P目のリードは、トラバースを苦にしないという理由から妻、かわりに7P目のクラックは私がリードすることにしました。ルンゼにある立木まで下りピッチ切ります。後から降りてきた妻に8月スリップした場所を教えてもらうとすぐに納得しました。上記Aで立木のあるところからスラブへ下りるに際して、立木の上側から降りるか、それとも下側からかという問題が生じます。素直に考えれば降りた後登り返すなら上側からという事になりますが、こちらはスラブまで段差があり、しかも先が見にくく確かに躊躇してしまうところです。他方、8月妻が選択した下側は、下りるスラブの見通しはよいものの、おそろしく急で、しかも枯れた苔が載っていて滑っても不思議はない箇所でした。
 先行パーティーに習って立木の上側から下りることにします。足場が見えないところに下るのは気持ちのいいものではありませんが、今回は先行者の様子を観察することができたので、思い切って行くことが出来ました。その先ルーフ下までの3〜4mの登り返しは、手はないけど傾斜はなく容易。
 次はルーフをアンダーで取りながら慎重にトラバース。概ねガバだけど所々甘い箇所がありトラバース嫌いの私はフォローでも心臓バクバク、フレンズ(#3〜5)をセットしながらリードした妻の度胸には恐れ入りました。このピッチは終了点間際の狭いルーフ下をくぐる箇所が核心です。足はツルツルのスラブなのに手はオープンハンドやパーミングの手掛かりしかなく本当に怖〜いところでした。
西側の枯れ木のあるテラスはペツルのボルトで終了点が作ってあります。先行パーティーのフォロー2人が待機中でしたが、なんとか4人分のスペースはありました。見上げると見覚えのあるY字クラック(7P目)が待ち受けています。
セレクション5P目(V)〜6P目(5.7)
(左)5P目は4P目終了点より左のスラブ状カンテを越えルンゼを立木まで下降(10m・V)
(中)6P目は左画像の立木の上側よりカンテを跨いでスラブに下る。ルーフ岩まで登り返し、カムでランナーを取って左へトラバース
(右)ルーフ下をくぐって西側に出る箇所が6P目の核心。手があまいのでカムを入れると安心
 7P目は上部に逆三角形のチョックストーンが挟まっている凹角で、チョックストーンから左右2通りにラインが分かれます。バリエーションの左は、短いものではありますがフィンガー〜ハンドサイズの垂直なクラック(5.9)、以前連れて行ってもらったときは歯が立たずゴボウで登りました。他方、オリジナルラインの右はフレークとなっており(5.7)、傾斜も緩く容易そう。最近人工壁でジャミングの練習を始めたところ、フォローならともかくカムをセットしながらリードするのは時期尚早。確かに、右ルートは未経験ですが、フレークの先はさらに傾斜の落ちたオフウィドゥスとなっていることは、先程の頂上からの偵察で確認済みなので、勿論後者を登ることにしました。チョックストーンの下部にフレンズ#5でランニングビレーを取りフレークを使ってレイバック気味に一気に登ります。オフウィドゥスは出だしはステミング、中間からチムニーとなり身体を入れてバックアンドフット、最後は歩きで頂上に達しました(妻はずっとステミングで登ってきた)。
 頂上からは50mロープ2本で西側直下の遊歩道まで懸垂下降、やや左(北)の方へ下らないと届かなくなるのでちょっと注意が必要です(架け替えは可能)。
 
 取り敢えず『南稜』は終わったので、来年はジャミングの練習をして『セレクション』のバリエーションラインに挑戦したいものです。
セレクション6P目(5.7)出口〜7P目(右ルート5.7)前半
(左)6P目出口
(中)チョックストーンまではホールドも多く容易
(右)チョックストーンより左ルート(バリエーションライン5.9)と右ルート(オリジナルライン5.7)に分かれる
セレクション7P目(右ルート5.7)後半〜2峰頂上〜懸垂下降
(左)7P目右ルート上部のオフウィドゥスを登るmonchan
(中)屋根岩2峰頂上
(右)遊歩道へ懸垂下降(50m)
10/21
【屋根岩2峰】南稜+セレクション上部:8P
(1)南稜
@45m,スラブ下段W/スラブ上段5.7
A40m,階段状から凹角W〜10mクラックU
B10m,小岩峰の下りU
C20m,薄被りの岩〜スラブ〜緩いオフウィドゥス5.6
(2)セレクション上部(4P目〜7P目)
D30m,オフウィドゥス〜スラブ〜チムニー〜スラブ5.8
E10m,スラブ状カンテを越えてルンゼを下降V
F15m,ルーフ下のトラバース5.7
G15m,フレークのある右コーナー〜緩いオフウィドゥス5.7
山行データ
1南稜登攀1時間53分
2セレクション上部登攀1時間10分(3を除く時間)
3順番待ち昼食休憩2時間16分(うち30分は準備等に必要と思われる)
4下降22分(準備11分含む)
南稜取付10:15--南稜テラス12:08/38(昼食・順番待ち)--セレクション4P目終了点13:06/14:19(偵察・順番待ち)--セレクション6P目終了点14:45/15:07(順番待ち)--屋根岩2峰頂上15:23/34--(懸垂50m)--遊歩道15:45
10/1,20
その他
【母岩】
ジャック・フロスト(5.9)/(kn)○RP,(mon)○RP
レッドストーム(5.10b)/(kn)○RP,(mon)○RP
小川ママ(5.9)/(kn)○OS,(mon)○FL
命の母(5.5,B&NP)/(kn)○RP,(mon)○RP
タジスラ(5.9)/(kn)○RP,(mon)○RP
サドンストーリー(5.10a)★/(kn)○RP,(mon)○RP
【父岩】
タジヤンU(5.10a,B8本30m)★★
下段(B3本)/(kn)TR△(1ten@2〜3pin),(mon)TR△(1ten@2〜3pin)
上段(B5本)/(kn)○,(mon)TR○

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セレクション・南稜
西岳星穴岳 子持山獅子岩
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