戸隠西岳P1尾根その12006.10/9(偵察)10(山行日)
P1尾根→西岳→八方睨

ルートイメージ(鏡池より)
                                                                                

林道ゲート(駐車スペースあり)
このルートは百名山で高妻山に登ったとき(1995年)「凄いところがある」という噂を聞きいつか歩いてみたいと思っていたもの。
→当時は西穂奥穂縦走で舞い上がっており一般ルートならどこでも行けると思っていた(若さ無知ゆえの錯覚)。
日帰りロングコースで鎖場は表妙義同等とのこと(核心部の鎖場は表妙義の方が難しいが、こちらの方が長丁場で疲れる)。一般ルートではあるが冬期は人気のバリエーションルートで滑落すると致命的な箇所がある。無雪期でもロープワークを覚えてから挑戦した方が無難(私たちは、9mm45mロープ持参し実際に使用)。

ハイグレードハイキング(山と渓谷社)等では八方睨→P1尾根方向の縦走を紹介しているが(多分時間が短いから)、長い鎖場が下り方向になることから通常とは逆コースとした。 
雨あがりの急な泥岩壁・刈り払いで切られた笹の葉の積もった痩せ尾根は滑りやすく、快適とはいえなかった。
長時間にわたり気が抜けなかったためか、下山という段で蟻の戸渡り(八方睨の)に直面した時は疲労で恐怖感を覚え、ロープを出して巻道を下った。

西岳は潅木等がありあまり高度感がないが、滑りやすいところ・痩せたところも多く本当はかなり危険な印象、逆に八方睨周辺の鎖場は急だが要所はステップが切ってあるし、蟻の戸渡りも見た目ほどではないのかもしれない。
逆縦走の機会があったら八方睨の蟻の戸渡りは挑戦してみたい(もちろん確保して)。
林道から左の登山道へ入る
ゲートから20分
最初の渡渉点(ゲートから25分)
3回の渡渉がある
大平(牧草地)
西岳方面の展望が良い
望岳台より西岳方面
右から西岳,P1,P2,P3
西岳(左)本院岳(右)
望岳台より
樹林の登りから岩場に変わる

最初の鎖場
熊の遊び場直下
この上から鎖場が続く
 
熊の遊び場〜無念の峰の鎖場
ホールドは多いが凝灰角礫岩でもろい
 
無念の峰
濡れてすべりそうなので懸垂下降
 
「蟻の戸渡り」:見た目より幅広
 
「不帰の剣(20m鎖)」
泥壁で濡れると滑りやすそう

P1弁慶岳頂上
白馬方面は雪が

西岳(左)と本院岳(右)
P1より
 
西岳
既にバテ気味
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